『報道不信の構造 (ジャーナリズムの条件 2)』の紹介
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1. 『報道不信の構造 (ジャーナリズムの条件 2)』の概要
2. 『報道不信の構造 (ジャーナリズムの条件 2)』のレビュー
| 1. おすすめ度 ★★★★☆
| 「本来市民の側に立っているはずのジャーナリズムが市民から指弾されるのはなぜなのか」という問題提起の下、様々なメディア・立場に身を置くジャーナリストたちが報道不信の原因と課題点をえぐり出し、克服への道を探るというのがこの第2巻のテーマである。
その象徴が、池田市児童殺傷事件の犠牲者の葬儀会場で、「遺族の意思」により会場に警官が張り付き、報道関係者が締め出されたという事実。本来なら「権力対マスコミ・市民」という構図であるはずが、被害者の家族(=市民)はメディアから身を守るため警察権力を頼り、またそれが当たり前の市民感覚となりつつある。事件の被害者であることに加え、報道被害によってプライバシーを晒され二重の苦しみを味わうことへの怖れから、市民にとってマスコミは権力以上に警戒すべき対象となったのかも知れない。
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