性犯罪被害にあうということの紹介

『性犯罪被害にあうということ』の紹介

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1. 『性犯罪被害にあうということ』の概要

性犯罪被害にあうということ
題名性犯罪被害にあうということ
著者小林 美佳
出版社朝日新聞出版
おすすめ度4.5
カスタマー
レビュー数
15
価格\ 1,260
中古価格
エディション単行本
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2. 『性犯罪被害にあうということ』のレビュー

1. おすすめ度 ★★★★☆
 パニック症候群という(心と頭脳のストレスに起因するらしい)病気に罹患して、心と身体のつながりについて考えていたときに、この本を読みました。
すごく痛かったです。でも、読んでよかったと思いました。
身体が受けたことは心も同じように傷み、心が辛いときは身体の痛みとなる。
性犯罪加害者は、心と身体がつながっていないのだと思います。
ある青少年向けのテレビ番組(初めての精通がテーマ)でこんな台詞がありました。
「自分の身体の主人公であることを忘れないでください」
性犯罪被害は、自分の身体の主導権を奪われるということ。そんなふうに思います。
性犯罪ということだけでなく、性(身体)と心についても、考えることのできた貴重な一冊でした。

2. おすすめ度 ★★★★★
 性犯罪。常に加害者は男である。自分が同じ男であることに憤りを通り越し、吐き気と自分自身に怒りを覚える。なぜこの手の犯罪に「死刑」が適用されないのか?甚だ疑問である。殺人以上の犯罪行為であるのに。
絶対に許せない。犯人に殺意すら覚える。男である以上自分にもそんな犯罪者になる可能性がある。だからこそ男が読むべき本である。絶対に絶対に許してはいけない犯罪である。
私は男だから、多分この本を読まれた女性とは違う感覚なのだろうが、涙が出て手が震えた。激しい怒りと自分が同じ男であることに。被害者への同情じゃない。加害者に対する感情だ。私の知り合いにも被害者がいた。どうしていいか分からなかった。出来たことは、そんな被害に遭ってしまったことも含めて、私は同じにように、知り合いとして接した。記憶から消えるものではない。時が解決してくれるものじゃない。だからその人に被害後も、変わらぬ思いで接した。無理してでもなく、同情でもなく、大事な知り合いの歴史の一部なのだから。全てを受け入れて、接して今もなお知り合いとして会い、食事に行ったり、飲みに行ったりした。

ただ唯一変わったことは、私が殺したい男が出来たこと。この一点だけが変わったこと。

男に読んで欲しい。あなたの周りにも大事に思う女性がいるはず。だから性犯罪は、絶対に許されない行為であることをもっともっと認識して欲しいから。読んでください。お願いします。
3. おすすめ度 ★★★☆☆
 「レイプされたことで同情されたくない、ただ知ってほしい」という著者の意思と、同じ女性という性に属すからこの本を手にした。
個人的には、男にレイプされた傷は男でないと癒せない哀しみを感じた。
レイプという過去がいつまでも傷となり、男性に対し夫となった人にでも対等でいられず抵抗感のある道具を使用するセックスを拒否出来ない著者。
レイプされた女性だけが社会生活に耐え、レイプをした男性が何も失わない。
虚しいほど男性社会の世の中で、レイプに遭遇しないだけが女性の防御でしかないのだろうか。そんな哀しみを抱いてしまう本だった。
4. おすすめ度 ★★★★★
 男としてこのような本を読むことは、
少しばかり心理的な抵抗がありました。

ただの興味本位で読むだけではないのか、
そんな自問自答もしましたが、
性犯罪被害にあい、心に多大な傷を受けながらも、
それを克服しただけでなく、
こうして実名を出し、素顔までさらけ出し、
本を出版されるまでに至った、
著者、小林さんの心の軌跡を知りたくて、買って読みました。

結論から言えば、
読んで本当に良かったです。

傷ついた心が向かう場所は、
本当に人それぞれ、さまざまだと思います。

世の中を恨み、自暴自棄になり、
道を踏み外してしまう人も多いでしょう。

それも仕方のないことかもしれません。

でも、小林さんのように、心の傷を乗り越え、
そしてただ乗り越えただけでなく、
そこから突き抜けて、
ある種の使命感に駆られたかのように、
行動を起こす人もいる。

とても勇気をもらえたような気がします。

性的被害、犯罪被害に関わりある人だけでなく、
人生を前向きに生きたいと思っている人にも、
是非読んでみて欲しい本ですね。
5. おすすめ度 ★★★★☆
 ■ 【四駆に引きずり込まれる】
20代の著者が、通勤帰路途中で四駆車の運転手から
『道』を尋ねられ、気が付かない間に自転車のバッグ
を別の男に車内に奪われ、取返そうとしたら車内に引
きずり込まれ、レイプされてしまった。レイプされて
いる時の状況、直後の人間の心理状態、頼みとする警
察署の対応、その後の著者自身の生活再生への取組な
どが、赤裸々に描かれているノンフィクションです。

■ 【自身との葛藤】
自身の屈辱と、家族すら想像の及ばない世界に引きず
り込み、被害者としても世間では、認知されない差別
的な立場に愕然とし、絶望感に打ちのめされる。しか
し、著者は、立ち直る努力をして、その後、ボーイフ
レンドも出来、結婚すら試みている。しかし、レイプ
による心と体の傷は、癒えることなく結婚生活を続け
ることを困難としていたことが語られています。

■ 【戦争時のレイプ】
人間同士なのに男女の心理状態は、微妙に違っていま
す。そこが又、互いに求めあう所以ともなっているの
ですが。男性の小生でも、正直、レイプをする男の心
理は理解出来ません。しかし、昔と言わず近時の戦争
でも、レイプは、相手の国へ侵入し、日常茶飯事であ
るし、従軍慰安婦ある軍隊ですら、男性群の性のはけ
口としてレイプは止められていません。本当に、悲し
いかな、どうしようもない男性群がいるようです。

■ 【想像力の欠ける、悲しい男性へ】
そのレイプが、相手の女性と周囲を巻き込み、如何に
辱め心の傷を与え、挙句は、時には自殺に追い詰める
惨劇であることは想像に難くはありません。黙して没
していく有名人もいる中で、無名の乙女が声を挙げ白
日の下に現したメッセージは、想像力に欠けた男性に
対するものです。本著書は、日本国のみならず、世界
の累々とした「声なき声」を現した意味で、女性を代
表しての悲しくも勇気ある『世界初』の告発です。


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