『統合失調症―正しい理解と治療法 (健康ライブラリーイラスト版)』の紹介
Powered by Amazon
1. 『統合失調症―正しい理解と治療法 (健康ライブラリーイラスト版)』の概要
2. 『統合失調症―正しい理解と治療法 (健康ライブラリーイラスト版)』のレビュー
| 1. おすすめ度 ★★★★★
| 一般向けに書かれた統合失調症の入門書.後述する難点もあるが,総合すると非常によい本だと思う.説明は,基本的には,心理面ではなく脳の仕組みからの説得力に富むものであり,病気のメカニズム,患者の心理状態,外から見た様子,薬の効果・副作用・使い方,患者との接し方などに広く触れている.広くとっつきやすく書かれているだけではなく,大部分は誤解を招いたり誤魔化したりする書き方ではない,一般向け入門書にしては非常にしっかりした書き方である.特徴的な症状である具体的な妄想が生じる仕組みが自然なイメージを得やすいように説明されているのがよいし,誰彼構わず精神病扱いしたがる人が飛びつくような記述が見当たらないことにも好感を持てる.
唯一ダメなのは,表現にしても統計データの使い方にしても,「恐くない病気」という印象操作が散見されること.統合失調症が軽く見られて,「とりあえず自力で直そう」「単なる引き籠りだろう」「普通に生活できるようになったから安心」などという発想が生まれると大問題である.もっとも,本書を読むような人ならば安易な印象操作にひっかかることはないだろうが.
|
| 2. おすすめ度 ★★★★☆
| ひととおり読みました。
なんの知識もない周囲の人が最初に読むには最適です。
心の病気の人のために役に立つ、基本の接し方、基本の理解が網羅されています。
やさしく理解できる反面、深刻な事態に陥っている場合や、家族間の意思の疎通が難しい
場合、何か事件が起きた時の対処方法など、そういったことには触れられていないので、
一冊で間に合うという本でもありません。
どちらかというと、もう少し広く手にとれる題名の本にして欲しいと思いました。
|
| 3. おすすめ度 ★★★★★
| 患者の家族として、家族の再発後、数日して読んだ本でした。基礎知識のない患者の家族が初めて読むには最適の本です。図や絵が多用されており、非常にわかりやすい内容になっています。現在の状況から、今後、どのように対応すればよいかまで把握することができます。
まず、統合失調症の本を1冊読みたいという方におすすめします。
|
| 4. おすすめ度 ★★★★★
| 伊藤順一郎先生には、長いこと主治医としてお世話になりました。
素晴らしい先生でした。
現在の主治医も、伊藤先生が紹介してくれた先生です。
伊藤先生の著書が高く評価されていることを大変嬉しく思います。
|
| 5. おすすめ度 ★★★★★
| とても分かりやすく読みやすい本でした。統合失調症について、症状、薬の種類、治療の方法、どのように接したらよいか、などの基本的なことがきちんと網羅されているのですが、イラストを多めに明るいタッチでまとめられていたので、とても読みやすかったです。統合失調症の本のなかには、患者さんや家族がうっかり読んでしまうと余計いやーな気分になりそうな暗い本も多いのですが、この本は症状の軽い患者さんが自分で読んでみたりするのにもとてもよいと思います。
|
|
|