『出口汪の新日本語トレーニング 5 実践読解力編 上 (5)』の紹介
Powered by Amazon
1. 『出口汪の新日本語トレーニング 5 実践読解力編 上 (5)』の概要
2. 『出口汪の新日本語トレーニング 5 実践読解力編 上 (5)』のレビュー
| 1. おすすめ度 ★★★★★
| 本書はご存知のように大学受験における現代文・小論文の分野で名を馳せている出口氏と家庭教師のトライのコラボレーションである。
氏の「論理エンジン」をベースにトライの「対話教授法」を採用することにより、前作『出口汪の日本語トレーニング・プリント 』を超えた完成度になっている。
すなわち、母・姉・弟が、お笑いよろしくそれぞれ教師・ツッコミ・ボケの役割を好演し、それが正確に読解する上での着眼点やヒントを与えているのだ。
さらにその掛け合いが一層学習者の好奇心を刺激し、レイアウトも含め格段に理解しやすい構成になっている。
とは言うものの、言語能力の発達した(国語力のある)小学高学年であれば概ね独習可能であるが、
文章を読むのに抵抗のあるお子さんが、解説を活用し理解しながら独習するのは難しいかも知れない。
指導者と一緒に楽しみながら学習するのが望ましい。可能なら下見にて確認されたし。
本冊では、鴎外の『山椒大夫』を題材にして第一巻から学習してきた論理的読解をするためのルールを復習しながら散文読解の実践トレーニングをする。
国語(現代文)が気になる高校・大学・公務員受験生のみならず論理的思考力の基礎を養成したい全ての方に手にしてもらいたいシリーズである。
蛇足だが、鴎外は本作品において、被害者意識を克服することこそが自らの運命を切り開く鍵であると示唆しているように評者には思えてならない。
|
| 2. おすすめ度 ★★★★★
|
「山椒大夫」が題材となっています。
小学生にとっては最後まで読み取るのは大変な作品です。
ただし、1巻から4巻まで頑張ってきた子どもたちは、きっと読めると思います。
そしてこれだけ長いお話が読めたんだという自信につながると思います。
小説の舞台は平安時代。
幼い頃に離れ離れになった父、母に会いたいといういう思いの姉妹がつらい仕打ちにあい
ながらも希望を捨てず、努力する物語です。
難しい用語なども多いが、解説を添えているので読み解けると思います。
是非、チャレンジして欲しい作品です。
|
|
|