沈まぬ太陽〈2〉アフリカ篇(下) (新潮文庫)の紹介

『沈まぬ太陽〈2〉アフリカ篇(下) (新潮文庫)』の紹介

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1. 『沈まぬ太陽〈2〉アフリカ篇(下) (新潮文庫)』の概要

沈まぬ太陽〈2〉アフリカ篇(下) (新潮文庫)
題名沈まぬ太陽〈2〉アフリカ篇(下) (新潮文庫)
著者山崎 豊子
出版社新潮社
おすすめ度4.5
カスタマー
レビュー数
12
価格\ 700
中古価格
エディション文庫
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2. 『沈まぬ太陽〈2〉アフリカ篇(下) (新潮文庫)』のレビュー

1. おすすめ度 ★★★★☆
 パキスタン、イラン、ケニアと、恩地の海外たらい回しの旅は続く。
組合の副委員長として共に闘った同期の行天は会社側に寝返り
順調に出世を重ねていく。

そんな中、1972年に国民航空の旅客機がニューデリー、ボンベイ、
モスクワと連続して事故を起こす。事故調査班として現地に派遣
された国民航空社員の苦闘が書かれる。

しかし、事故原因をパイロットのミスとする社員の考えは無視され、
会社には空港設備の不備であるとの報告が出される。また、事故
原因調査に同行したパイロットが、同じパイロット仲間を擁護する
ため、自分の目で見た事実を信じず、執拗に仮定の想像を繰り返し、
空港設備に責任を求める姿にはあきれてしまった。

このような体質が、日本航空(作中では国民航空)123便墜落事故
に繋がって行ったのではないだろうか。

やがて、恩地に日本帰国の話が出てくる。しかし、それは会社側が
折れた訳では無く、連続事故の背景に国民航空の労使関係が影響
しているのではないかと国会で追及されたからであった。会社として
は、更なる僻地へ追いやる計画もあったようだ。

家族との別れ、出世を重ねるかつての仲間、海外で一人仕事をする
孤独、日本で会社に差別されながらも頑張っている組合の仲間、様々
な思いが積み重なり、恩地は精神的に追い込まれていく。

執拗な報復人事、組合つぶし、安全軽視の体質など、会社の非情
さが赤裸々に書かれるアフリカ篇。
そして物語は運命の御巣鷹山篇へと続く。
2. おすすめ度 ★★★★★
 合員の待遇改善を目的に組合活動を活発に行ったことからアフリカに10年以上飛ばされていた主人公の恩地が組合員の働きかけでようやく帰国できるようになった。

アフリカ編(下)は読中爽快であったがその後はどうなるのか…楽しみである。

この面白さは最後まで挫折がないことは間違いない。

3. おすすめ度 ★★★★★
 色々な登場人物が出てきたが行天と主人公の対比
がよかった。
行天も主人公から見るとうまくやっている奴のようではあるが
彼には彼なりの信念があるのだと思う.
失礼ながらアフリカに左遷というのがどうも自分から見ると
それほどつらいことには思えなかった。
4. おすすめ度 ★★★★★
 実際、一度友人に借りて感動し、
どうしても自分の本棚に仕舞っておきたくなった書籍です。
全5巻を2回通り読んだことになります。
5巻で一つの物語である為、
各巻ごとの評価、というものは出来ません。
ノンフィクションであることで疑いなく沁み込んでくる内容。
疑いはないが信じられない現実が1ページごとに紐解かれていきます。
傑作です。
5. おすすめ度 ★★★★☆
  カラチ、テヘラン、ナイロビとたらい回しにされてきた恩地だが、沢泉組合委員長による国会での発言により、会社に非を認めさせた上で帰国できるようになった。しかし、それまでには母の死や第二組合の設立、自社機の墜落などの苦難が多々あった。
影の黒幕とも言える堂本は副社長に就任し、行天も同期の中でトップの出世頭となっていた一方で、組合と手を切れば帰国させるという話や自然に組合から抜けれるように管理職として帰国させる話があったが、日本で辛い目にあいながらも組合活動を続ける仲間を見捨てることができず、断ってきた。
そんな恩地も、孤独感や家族への思い、会社への憤懣から精神的に追い込まれていった。しかし、自社機墜落が思わぬきっかけとなり、度重なる会社からの嫌がらせにも屈せず、組合からも抜けることなく、ついに帰国できることになったのだった。



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