| 1. おすすめ度 ★★★★★
|
三枝さんの小説にはパターンがあって30代か40代の若手が単身不振企業に乗り込み、2年を目途に経営改善を図る。その際、内部から埋もれた人材を発掘登用する。日本企業でありがちなムラの論理や年配社員の抵抗するさまなどもリアリティをもって描けている。改革者にはモデルがいるようなので実際にこれらの困難な職務を全うした人物がいるのだろう。ところどころ著者の解説があってビジネススクールのケーススタディのような趣がある。
|
| 2. おすすめ度 ★★★★★
|
シェアを失った企業が、戦略を立案し実行していくストーリー。
ドラマ仕立てになっており、一気に読めます。
戦略の理論面での解説はそれほど詳しく書かれてはいません。
でも、現場で実際に起こること、起こりそうなことが克明に描かれており、
理論書を数冊読むよりよっぽど役に立つのではないでしょうか。
|
| 3. おすすめ度 ★★★★☆
|
半分小説、半分経営戦略の本。
小説部分は、実際に著者のコンサルタント経験の中で得た企業再生の実際を小説にしている
ため、その生々しさ、臨場感が感じられる。
戦略部分は、小説で描かれている内容をもとに戦略のセオリーを解説しているため、単なる
経営戦略の本を読んでいるより、目の前にあるものとして感じられ、理解もしやすい。
小説・戦略の箇所がともに優れた内容であり、かつ両方が上手にリンクしているため、
「1+1=2」以上の内容になっているように感じた。
|
| 4. おすすめ度 ★★★★★
|
1年ぶりに再読しました。
セグメンテーション、プロダクトライフサイクルなど現実に基づいて、どう実践されているのかがわかった。
知識が、擬似ではあるものの、有機的に体験へとつながっていくことがこの本のよいところだと思います。
未読の方は、ぜひ一度読んでみることをお勧めいたします。
|
| 5. おすすめ度 ★★★★★
|
市場を見極め、製品を知り、そして戦えると判断したあとのチームメンバーをうまく活用しながらの販売手法の開発、顧客のセグメンテーション作業や実際の営業管理を行うプロセスは今本当に多くの企業で体言している人が多いだろう。
本著では自社の販売する商品が、期間限定とはいえ市場に対し極めて優位性があったためにその販売手法、販売の優先度によって大きく成功したケースが上げられている。
商品やサービスがその利用者にとって競合優位性があるなんてことが、明確に分かるケースはとても幸せだと思う。医療機関向けの検査機器という極めて専門性が高く、利用者が限定されている市場だけにそうだったんだろう。
ネットのビジネスだとなかなかこうはうまく行かない。ただ、逆に考えるとこれぐらい優れているとか使いやすいというのが誰にでも分かるような商品やサービスこそ、本例のような成功を収めやすいという考え方もできる。
事業の責任者が何をどう考え手を動かしたという極めて具体的な内容を収めた本がなかなかない中、三枝氏のシリーズは貴重だ。経営パワーの危機と、V字回復の経営もすぐ読まねば。
|