『オープンソースソフトウェア―彼らはいかにしてビジネススタンダードになったのか』の紹介
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1. 『オープンソースソフトウェア―彼らはいかにしてビジネススタンダードになったのか』の概要
2. 『オープンソースソフトウェア―彼らはいかにしてビジネススタンダードになったのか』のレビュー
| 1. おすすめ度 ★★★★★
| オープンソースといっても、ソースコードを公開しているだけのものから、無償で利用できるもの、無償で改変して商売に利用できるものなど、さまざまな制約条件がある。
GCCで有名は、Free Software Foundation(FSF)が提唱するGPL(Gnu Public License)は有名だ。
こういった人々の背景、考え方の違いを知り、今後の展開を予想するのに役立つ。
フリーソフトウェアは商売にとって重要だ。
技術者にとって、オープンソースは重要だ。
プログラムの試験プログラムも公開されていると嬉しい。
具体的なプログラムの構造、設計思想、コーディング規則などについて、詳しく体系的に紹介があるとさらに嬉しい。
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| 2. おすすめ度 ★★★★☆
| 本書は文字通り「オープン・ソフトウェア」の発生の経緯と意義、「freeとopenの違い」、その商業的価値について著名人の小論を纏めたもの。執筆陣が以下のように豪華なため、各人の考え方を知る上でも読む価値がある。
B.Belendorf(Apache), S.Bradner(Internet Engineering Task Force), J.Hamerly(Netscape), K.McKusick(Berkeley Unix), T.O'Reilly(O'Reilly), T.Paquin(mozilla), B.Peren(Open Source Initiative), E.Raymond(同左), R.Stallman(Free Software Foundation), M.Tiemann(Cygnus), L.Torvalds(Linux), P.Vixie(Bind), L.Wall(Perl), B.Young(Red Hat)
ソースを公開するという慣習はUnix辺りから始まり、Netscape等が踏襲したように思う。それを「free software」と言う概念に纏めたのは上記のR.Stallmanである。彼はFSF(Free Software Foundation)と言う組織を設立し、GNUプロジェクトを進めた。周知の通り、これに付随するライセンスはGPLと呼ばれている。この時の「free」は"自由"と"タダ"の両義を兼ね備え、配布に関する若干の制約があるだけだった。LinuxもGPLライセンスに基づいている事も周知の通り。これに対し、B.Peren達が主張する「オープンソース」の定義は、本人達の主張に反して、GPLライセンスの配布制約条項に更に制限を加えたもののように思える。もっと言えば、「オープンソース」を商業的に無理なく利用するために条項を決めているかのようである。私が「オープンソース」と思っていたものは実は「free software」だったのか...。「オープンソース」の意義や利用価値を考えさせる良書。
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| 3. おすすめ度 ★★★★★
| まず何より執筆陣の顔ぶれが凄い.揃いも揃って好き勝手を書いているのも凄い.そして,ほぼ例外なく濃くて示唆に富んだ内容を書いているから非常に面白い.かなり昔に読んだ本だが,今になって読み返してみて「その後どうなったか」を知っている者としても楽しめた.出版から時を経て時代送れになったというよりも、歴史資料としての価値が出てきたと評価すべきだと思う.
サーバ周りは当時からはっきりしていたが,その後の数年の間に,Red Hatの株価の乱高下,Turbolinuxの上場,大学や民間よりもずっと早く合理的な判断を下した一部地方自治体と経済産業省,当たり前になってきたFirefoxとOpenOffice.orgなど,相当の動きがあった.もう既に開発者やシステム管理者だけが知っているというものではなくなった.日本の国会議員(与謝野)でさえも自分でインストールしているのだ(この人は例外中の例外だが).その一方で,エンジニアの質の低下のせいかもしれないが,Windows+IEでなければまともに動作しないウェブサイトは一向に減らないし,移植が極めて簡単だと思われる独占的ソフトウェアでさえもWindowsでしか動かないことが多いという状況は続いている.
エンドユーザー周辺で最も最近の大きな動きと言えばパソコン本体が3万円で買えるようになったことと不況だろうか.今頃になってやっと,パソコン本体の値段だけでなくOSやアプリケーションの値段が消費者に大きな影響を与えるようになったと思う.数年後,もう一度さっと読み返してみよう.
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| 4. おすすめ度 ★★★★☆
| | オープンソース・ムーブメントの立役者達の論考集という形をとっており、それぞれの経歴、主張、立場が整理できる。LinusとTanenbaum教授の伝説的な論争が付録に収録されているのもポイント高し。 寄稿者にはLinus Torvalds, Eric Raymond, Richard Stallmanなど豪華な顔ぶれが揃っていて、各人の個性がそれぞれの語り口にも出ている。個人的にはLarry Wall (Perlの作者)の、ジョークや抽象的な(妖しいとも言う)図を交えた軽妙な文章がよかった。「英語が乱雑で複雑なのは、それが(これまた乱雑で複雑な)現実を扱わなければならないからだ。Perlが乱雑なのもそれと同じ理由だ」という名(迷?)言は最高だと思う。 ただ、訳がところどころ読みにくい。特にHackerを真のプログラマーと訳出するのはいかがなものか。 尚、本書の内容はインターネット上で無償で全文公開されているため、本の購入はブラウザでは読みにくいとか、訳者や出版社の労をねぎらいたいとか、RMSのいかにもヒッピーな御尊顔を拝みたいとか思う人むけ。
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| 5. おすすめ度 ★★★★☆
| | オープンソース・ムーブメントの立役者達から寄稿された論考集という形をとっており、それぞれの経歴、主張、立場が整理できる。LinusとTanenbaum教授の伝説的な論争が付録に収録されているのもポイント高し。 寄稿者にはLinus Torvalds, Eric Raymond, Richard Stallmanなど豪華な顔ぶれが揃っていて、各人の個性がそれぞれの語り口にも出ている。個人的にはLarry Wall (Perlの作者)の、ジョークや抽象的な(妖しいとも言う)図を交えた軽妙な文章がよかった。「英語が乱雑で複雑なのは、それが(これまた乱雑で複雑な)現実を扱わなければならないからだ。Perlが乱雑なのもそれと同じ理由だ」という名(迷?)言は最高だと思う。 尚、本書の内容はインターネット上で無償で全文公開されているため、本の購入はブラウザでは読みにくいとか、訳者や出版社の労をねぎらいたいとか、RMSのいかにもヒッピーな御尊顔を拝みたいとか思う人むけ。
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